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ヘヴィメタル好きによる日記。最近買ったCD、個人的な名盤紹介、企画っぽいものなんかをダラダラ書いていきます。
正当派ヘヴィメタル、パワーメタル、メロディックスピードメタル、スラッシュ、デス、ブラック、メロディックデス、ドゥーム、ゴシックなんでもアリ!メタル好きにとっても参考になるようなならないようなBLOGを目指す…までもなく、そうなりそうです。 記事ランキング
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2009年 11月 09日
先日行ったPRAYING MANTISの公演には非常に満足している拙僧ですが、その選曲については他の希望があったり、それもやむなしとの諦念もあり。
そんなこんなで考えてみれば、選曲の中心であった1st「TIME TELLS NO LIES」、3rd「A CRY FOR THE NEW WORLD」で、3rdと8thは当blogで紹介した事があるのに、1stはまだだ。 …。 ってなわけで、特に考えナシに紹介しておきたいと思います。 拙僧が初めてPARAYING MANTISに触れたのは実は結構遅い。 まぁ、メタルに触れること自体が遅めだったんですけどね(1990年代初頭くらいでしたかねぇ)。 PRAYING MANTISは、1993年にリリースされたミニアルバム「ONLY THE CHILDREN CRY」でした。 一発でMANTISファンになってしまった拙僧は、過去のアルバムを買い始めたのです。 その当時としても名盤との声の高かった3rd「A CRY FOR THE NEW WORLD」(1993)や、アメリカナイズされちゃった的な評価がチラホラ聞こえてくる2nd「PREDETOR IN DISGUISE」(1991)。 当時、拙僧の交友関係の中で、メタルを聴いているヤツはいなかった。 情報源は雑誌と、CDのライナーノーツだ。 「ONLY THE CHILDREN CRY」のライナーでは、収録曲の「TURN THE TABLE」が1989年にリリースされたシングルのリメイク曲である事は書かれているものの、1stについては触れられていない。 3rdにはTINO TROYの解説が付いていて、そのアルバムの物語などが書かれていて面白かったが、過去については触れられていなかった。 2ndでは伊藤政則氏が「あの伝説的なデビュー・アルバム「TIME TELLS NO LIES」」という表現を用いているのみだった。 気に入ったバンドのアルバムは全て集めたい。 そんな自然の欲求が拙僧を駆り立てるものの、その向けどころが分からない。 PRAYING MANTISの1stなんて見た事がない。 その時、ハタと気付いた。 「そういえばこのバンド、10年ぶりに2ndを出したとか…。 10年前…1981年? その頃ってCDはあったか?一般的だったか?」 そこで、拙僧はディスクユニオンのレコードのコーナーに足を向けた。 そして、プレミア価格の付いた「TIME TELLS NO LIES」を目にしたのだった。 そもそもレコードプレイヤーも無く、プレミア価格のレコードを買う余裕も持ち合わせてなかった拙僧だったが、ここに幸運が。 なんと1994年、1stが日本でCD化された! 伊藤政則氏によるライナーノーツには、こう書かれている。 NEW WAVE OF BRITISH HEAVY METALの作品の中でも、最もCD化が待たれていたレア/アイテムがついに日本でCD化されることが決まった。PRAYING MANTISの幻のデビュー・アルバム「TIME TELLS NO LIES」である。アリスタというメジャー・レーベルから発売されながら、当時、バンドが所属していたマネージメントの問題でまもなく廃盤となり、その華麗なるサウンドは不幸にも我々の手の届かぬものとなってしまった。 そのアルバムを、「欲しい!」と思ってから1年経たないうちに容易に入手出来たなんて…、スッゲェ幸せ者かも知れない♪ 3)「RUNNING TOMORROW」は静かなイントロとヴォーカルで入るものの、メインはノリの良いミッドテンポナンバーだったりする。 リフがなんとなく可笑しいというか可愛いというか、その時代をして「古いなぁ」と思わせるモノを持っていることに最初は耳を疑ったが、これはこれで気に入ってしまうのだから不思議だ。 4)「RICH CITY KIDS」はノリの良いアップテンポナンバー。 バックコーラスが美しく曲を彩っていくが、ギターソロ~2本のギターハーモニーは鳥肌モノ。 ちょこちょこと使われているピアノも上手く曲に華を添えていて良し。 その美しさをそのままにアップテンポナンバーかつハードなギタープレイで気持ちよくなれる佳曲だ。 9)「CHILDREN OF THE EARTH」はアルバムを締めるアップテンポナンバー。 アルバム収録曲中で最もソリッドなギターリフを持っていると思うが、そこはそれ、やはりMANTIS。 美しいバックコーラスが感動をグイグイ押し上げてくれる。 中間部ではテンポを落とし、また、曲調も哀愁漂うモノとなったりと、5分39秒という若干長めの曲長の中で展開を盛り込んできている。 ハードさと叙情性がそれぞれ際に立ったかのようなダイナミズムが良い感じだ。 アルバムが1981年にリリースされた事と、その当時のビッグネームでも何でもない新人君であることを考えれば、音質がチャチなのは仕方なし。 それでも、その音の向こうには珠玉のメロディが波のように寄せてくる。 そりゃあ「A CRY FOR THE NEW WORLD」とは色々な意味でレベルが違うけど、それでも結構好んで聴いたものです。 そんなわけで、N.W.O.B.H.Mの香りに包まれたい貴方、帯タタキの「初代蟷螂、遂に復活!!」など怖れない貴兄は、Let's listen [TIME TELLS NO LIES]!! 【過去記事】 PRAYING MANTIS 日本公演2009 http://ilovehmhr.exblog.jp/9196270 来日公演決定! PRAYING MANTISの6年ぶりの新譜「SANCTUARY」 http://ilovehmhr.exblog.jp/8577005 名盤紹介 A CRY FOR THE NEW WORLD / PRAYING MANTIS...すべてのブリティッシュハードファンへ! http://ilovehmhr.exblog.jp/2449628
by ilovemusicyeah
| 2009-11-09 01:16
| 音楽
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